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妻のワンオペ放置すると訪れる、夫の悲劇

夫の悲劇記事アイキャッチ画像

「俺は仕事して帰ってきているから」
「嫁よりも稼ぎがあるから」
と当たり前のように、妻にワンオペで任せきりにしていませんか?

それ、放置すると大変なことになるかもしれませんよ

この記事では、
10年以上ワンオペ育児をしていた私が、
ワンオペ育児を続けると女性や家庭内がどのように変化していくのか、
体験談を交えてご紹介します。

今現在、ワンオペで困っているという方は
今後自分がどうなっていくのか、
夫は妻に任せているだけで本当に良いのか、
この記事を読んで考えてみてください。
ワンオペで辛い奥様はご主人にこの記事を見せてあげてくださいね。

この記事でわかること
  • ワンオペ育児の成れの果てがどうなるか
  • ワンオペで成り立つ家庭はどうなるのか
  • ワンオペ育児のメリット、デメリット
目次

ワンオペ育児の成れの果て

究極は離婚することになる

離婚の話し合いをする夫婦

ワンオペ育児が原因で離婚を考える女性も多くいます。
結婚当初は「一緒に家事をして、育児も協力して」と
期待していたはずです。

ところが、いざ夫婦生活や育児が始まってみると
「その理想とあまりにかけ離れている」。
そうなる「離婚」が頭に浮かんでくるようになります。

離婚をしなくても

話し合う夫婦

私は10年以上ワンオペ育児を続けていますが
今となっては、自ら離婚を申し出ることはありません。

>>10年間ワンオペ育児の私が、夫と離婚しなかった理由

ただし離婚をしないからといって、
夫婦協力しあっている仲睦まじい家庭と同じかというと
それは違います。

色々なところを妥協して我慢して、
それでも経済共同体として過ごしているような感じでしょうか。

ワンオペ育児を続けると女性はどうなるか

もしかしたら、夫側がワンオペである家庭も存在するのかもしれません。
この記事では、妻がワンオペを続けた場合を紹介していますが、
もし夫がワンオペをこなしている場合は、逆にして読んでみてください。

精神的に病む、疲れ果てる

疲れ果てている女性

子供と一緒に24時間過ごすということは、幸せなことでもありますが
一言では表せないほど大変なことでもあります。

ちょっと目を離した隙に
取り返しのつかない事故につながることもある育児を
1人きりでこなすということは、
とても大変なことです。

気を休める時は赤ちゃんが眠っている時くらい…
心底、休める時間はないと言っても良いくらいです。

さらに、赤ちゃんとは大人の会話はできません。
大人には大人との会話が必要です。
誰も話す人がいないというのもまた、
大きなストレスや孤独を感じるものです。

自分だけで全責任を負って、家事をしながら赤ちゃんを育てることは
想像以上の労力を要します。

体調を崩しても1人で育児

寝込む女性

私も、子供からアデノウイルスをもらい40度の高熱と咽頭痛で
自分が倒れてしまった時、それはそれは大変でした。
それでも、子供の食事やお風呂など1人で子どもを見ていました笑

自分がどんな状況でも協力してくれる人がいない場合は、
全部自分でやらなくてはいけないのです。

体調不良の時もそうですし
動き続けなくてはいけない毎日に体力も限界でした。

強くなる、無敵になる

おんぶと抱っこをしながら家事をする女性

私の場合は極端なワンオペかもしれませんが、
このように、1人で家事育児を続けていくと、
女性は、とにかく「強く」なります。

1人で子どもを守らなくてはいけないので
弱音を吐いている暇はありません。
自分の意思が強くなり、心なしか気も強くなったように思います。

自分1人でなんでもできるようになる

家事と育児両立するママ

精神的に強くなると同時に、家の仕事も全て自分で出来るようになります。
テレビの配線や壊れたおもちゃの修理、
様々な手続きの書類も
「わからない」では済まないので、
知識がどんどん豊富になって、なんでも自分で出来るようになります。

夫に無関心になる

夫に見向きもしない妻

強くなったワンオペ女性は、
今度は「夫にまるで無関心」になります。

最初の頃は毎日「腹立たしい気持ち」もありました。
それすら、なくなってきます。
そして、夫への関心がなくなってしまうのです。

子供と自分の生活を回すことに精一杯になるため、
夫のことを気にかけている暇がなくなり、
最後には夫の必要性を感じなくなります。

ワンオペ育児を続けると家庭はどうなるか

夫ができることが何もなくなる

子供を肩車する男性

もし、夫が急に育児に手を出そうとしても
子どもの成長の程度がわからないので、
何をして良いのかもわからないと思います。

家事も育児も
やり方がわからない、できないことばかりになってしまいます。

子どもが懐かない

娘とハグする父

子どもと一緒に過ごす時間が少ないと子どもは懐いてくれません。
「子供と遊ぶのが苦手だから」
「仕事で疲れているから」と
子どもと一緒に時間を過ごさないのは、
その時は楽かもしれません。

しかし、子どもの成長はあっという間です。
気付いた頃には一緒に遊ぶ年齢ではなくなっていたり、
自分が年老いてから、子供の小さい頃の記憶が何もないことになるでしょう。

子どもに頼りにされない

子供と遊ぶ父

子どもがおやつの袋が開かなくて困った時、
隣にいるお父さんに頼まずに、わざわざキッチンにいる母のところまで
持ってくるのです。

それでいいのですか?

子どもに頼りにされないどころか、
存在すらスルーされてしまう時が来るかもしれません。

いてもいなくても良くなる

ダラダラする男性

頼りにされなくなってくると、お父さんが家の中にいても
いなくても良い状態になってしまいます。

例え残業で家を空けても、休みの日にいなくても
家族は平気になります。
誰も「お父さんは?」と聞かなくなってきます。

必要とされなくなってしまうのです。

ワンオペ育児のメリットとデメリット

ワンオペ育児を続けるメリット

①妻側のメリット

レベルアップする人

自分で子どもの安全を守りつつ、ご飯を食べさせ、
合間に家事をこなしていくという最強のスキルが身につきます。
最初こそ病みますが、開き直ってからは無敵になります。
子どもも完全にママの味方となり、
望んでいた形ではないかもしれませんが、
幸せな毎日が過ごせると私は信じています。

②夫側のメリット

自由な様子

十分な自由時間を持つことができる。
気が向いた時に外出し、疲れた時はソファでスマホゲームに集中することができる。
まだまだ遊び足りない年齢であれば、
その欲求を満たすこともできます。

ワンオペ育児を続けるデメリット

①妻側のデメリット

家事に疲れる女性

精神的にも肉体的にも疲労します。
子供の風邪をもらってしまったり、自分が発熱した時は
それはそれは大変です。
思うように物事が進まない、自分の時間がないなど
ストレスも相当かかります。
これらを乗り切るのは至難の業です。

②夫側のデメリット

ひとりぼっちの様子

子どもが懐いてくれない、お父さんを頼らなくなります。
家事育児のやり方がわからなくなり、子どもが何をできるのかも知りません。
私が夫に対して一番思うのは、
将来、子どもとの思い出や記憶が何も残らない人生になるのではないかと感じます。
今しかない、この時間を共有できないことは
もっと年齢を重ねた時に大きく後悔するのではないかと思うのです。

まとめ

強いお母さん

人それぞれ性格も考え方も千差万別で、
私と同じ状況の人ばかりではないと思います。

家庭のことですから、家族の環境や経済状況、その他の沢山の要因の中で
今後の生活を選択していかなければなりません。

今回の記事はあくまでも私個人の考えです。
必ずワンオペを続けたからと言って、このようになるとは限りません。
しかし、このようになっていく可能性は十分にあると感じます。

まだ、結婚したばかり、
子供ができて間もない取り返しのつくご夫婦は
一度しっかり考え直してみてはいかがでしょうか。

お互いに思いやり、優しい関係性で生涯過ごせることが一番です。

手遅れにならないうちに、
ワンオペ育児見直してみてはいかがでしょうか。

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