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10年間ワンオペ育児の私が、夫と離婚しなかった理由

離婚しなかった理由10選記事アイキャッチ画像

先日、いかにずっとワンオペ育児を続けてきたかという記事を書いてみましたが、
今回はなぜそんな夫と離婚しなかったかという理由を集めてみました。

10年近くワンオペ育児を続けてきた私ですが
もちろん、ストレスや疲労、夫への不満で何度も離婚を考えました。
でも結局は踏みとどまって、離婚せず毎日を過ごしています。
今では離婚を考えることはありません。

こんなにも育児を全くしない夫となぜ離婚しなかったのか?

あの時離婚していたら、もっと良かったかもしれないとも考えますし、
離婚しても、きっと楽しく過ごしていたでしょう。
今となってはどちらが正しい決断だったのかはわかりません。




目次

10年間ワンオペの私が何もしない夫と離婚しなかった理由10選

「こいのぼり」を子ども達が歌うとき

青空にたなびくこいのぼり」

まずはやっぱり子どものためですね。
育児はしないけど、家の中に父親がいるという事実。
それはあるべきなんじゃないかと考えました。

「こいのぼり」という童謡ありますよね。
「大きい緋鯉はおとうさん」を毎年、子どもの声で聞いたときに私が辛くなるような気がしたんです。
まだ子供も小さかったので、
「おとうさん?何それ?美味しいの?」みたいになったり、
お友達とお父さんの話をしてついていけないのも可哀想、とか。

子どもからしてみれば、自分を理由に離婚を諦めたとか、
自分を言い訳に使わないでくれとか思われるのかもしれませんが、
言い訳に使いたいのではなく、私自身が父親というものが近くにいた方が良いと判断したからです。

戸建てで音を気にせず

絨毯の上の子どもの足

戸建てに住んでいましたが、家の名義が夫でしたから
「私と子ども達が出て行くこと」が想定されました。
賃貸で集合住宅となると、
今まで足音も物音も大きな声も歌声も何の制限もなく過ごしてきた子どもたちに
かなり負担をかけてしまうだろうと感じました。

引っ越しや環境の変化でただでさえストレスがかかるのに、
静かに過ごせというのは酷だなと思いました。

転校や引越しの面倒くささ

ガランとした教室

引っ越し先によっては転校・転園が必要になります。
そのために、手続きや現学校と新しい学校への訪問など、しなくてはいけないことが沢山。
現住所からは、離れたいと思うのであれば転校や転園は避けて通れません。

もし、転校や転園をしないにしても
引っ越しはしますよね。
夫が出て行ってくれれば一番良いのですが笑
小さい子供を連れて荷物をまとめて引っ越すこと、新居の準備などを仕事の合間に行うと考えると、
大変すぎて身の毛がよだちました。




財産分与の面倒くささ

財産分与と裁判

財産を「すべてあなたにあげる」と投げ捨てて家を出られるくらい裕福なら
何も心配はいりませんが、そうはいきません。
今あるものを分けるとなると、話し合いが必要になってきます。
法律のことまで出てくると、とても頭がまわりませんでした。

そんな話し合いをすることすら、面倒くさい。
そんな気力が合ったら、ゆっくり休みたい。
考えると次から次へと疑問点や不安点が湧き上がってきて、
考えるのを放棄してしまったという方が正しいかもしれません。

金銭面の不安

お金と電卓

一番の心配はここじゃないでしょうか。
経済的に余裕があれば、引っ越し作業も面倒くさい手続きもすべてお金で解決できる。
そもそも、そんなにお金があったら行き詰ったワンオペ育児も解決できていたでしょう。

母子家庭になると様々な手当てがあるし、自治体によって異なるかもしれませんが助成も受けられます。
知り合いでも「もしかしたら、共働きよりも余裕なんじゃ?」という家庭もあります。
養育費も話し合えば貰えただろうと思います。

それでも大きなお金が必要になった時、
自分のお給料だけで本当に賄えるのか、心配になったのは大きいです。
今の生活水準よりも苦労するんじゃないかという漠然とした不安がありました。

自分の体調の不安

寝込む女性

多少の持病もありましたし、人生必ず明日元気でいられるとは限りません。
「いきなり心不全で、バッタリ倒れたら?」
「交通事故で、意識不明で家に帰れなくなったら?」
自分一人で、子ども達を無事に大きくしなくてはならないという重圧を感じました。

いくら何もしない夫でも家の中で急に私が
バッタリ倒れたら、救急車くらいは呼んでくれるでしょう笑

>>4週間風邪を引き続けた私、風邪スパイラルから抜け出した方法

防犯

ドアに刺さったままの鍵

これも意外に大きな理由でした。
うちは娘ばかりで男の子がいないので、「泥棒でも入ってきたら」と考えてしまいます。
女性だけで住む家と、男の人がいる家とでは防犯性が違うのかなと思います。

自分の親への配慮

祖父母と遊ぶ孫

やっぱり親は心配するし、悲しむんじゃないかと思ったのも理由の一つです。
円満じゃなくても
家族として過ごしている方が親は安心するんだろうと思います。




子供中心の生活で夫に重きをおいていない

怠け者が木にぶら下がっている

今でもそうですが、育児も家事もほとんどしない夫です。
嫌気は指してはいますが、
今となっては「夫」は私の生活の中の「おまけ」です。
中心は「子ども」その次は「自分」。
なので、離婚ということに労力を使う事すら勿体ない。
そんなことを考えている暇があったら、子どもの習い事のこと、勉強のこと、お洋服のこと、
自分の化粧品のこと、体型のことを考えて生活していたい。

結局は自分の弱さ

のんきな顔をした女性

沢山の理由を並べても、本当に決心を固めさえすれば乗り越えられる理由ばかりです。
それを面倒くさがり、耐えようとせず、妥協した自分の弱さが一番の離婚しなかった原因かもしれません。

改めて考えると自分の弱さが浮き彫りになるものです。
情けない笑

離婚をしないと決めたからには

ただ、離婚しないと決めたからには、夫の今に悩んでいてもストレスが溜まるだけだし、
疲れるだけで、メリットはありません。
だから、諦めて私はワンオペを受け入れました。

いつか、子ども達が巣立った時には
「あの時は、大変で悩んだけど、振り返ると楽しい時間だったな」と思いたいです。

可愛い子供たちの沢山の笑顔の思い出を冥途の土産にするんだ!と決めています笑

そして、夫が死ぬ間際に思い出せる子供たちとの思い出は
きっと僅かなんじゃないかな…。
いつか後悔するのではないかと感じてはいます。
実際はどうなのかわかりませんが笑

とにかく、このまま婚姻関係を続けると決めたので、腹をくくって
子ども達との楽しい時間に専念し続けていきたいと思います!



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