今年からチャレンジタッチを受講し始めた長女ですが、
受講について、私はかなり否定的で断固反対でした。
そんな私が、娘のチャレンジタッチ受講し決めてから2か月が経ちました。
まずはこの2か月間受講した結果として、長女と私の感想をまとめてみました。
チャレンジタッチ否定派の私が娘に受講させた結果
そもそも、なんで受講に否定的だったか?
しつこいDM
そもそもなんで嫌だったかというと、まず第一にDMが頻回なこと。
数日前に郵便受けに入っていたはずなのに、また届いてる…と不快にすら思っていました。
子どもが小さいうちは、お試し教材のようなものだけ使って適当に処分していて、受講には一切無縁でした。
しかし、小学3年生にもなるとDMの内容も理解できるようになってきて、周囲でもタブレットでの通信教育を始めている子も出てきました。
そして、ついに…
ママー!これやりたいんだけどー!
このカメラのやつが欲しい!
勉強もするから!
いやいや、ダメだよ汗
わたしは以下の理由で「断固反対」を押し通していました。
私が教えることも出来る
第二の反対理由は、現在の学校の勉強程度なら、まだ私でも教えてあげられるから。
高学年にもなれば、無理かもしれませんが、まだ小学3年生。
現に宿題も見てあげていたし、「まだお母さんが教えてあげられるから」と反対していました。
本当に勉強目的なの?
第三の反対理由は、遊びたいだけですぐに飽きると思いました。
DMの中には、魅力的な付属品が漫画になって紹介されていました。
この時は、拡大や分身して写るカメラで、どれも子どもにとっては魅力的なものばかりでした。
多機能カメラが欲しいなら探してみよう!
そこで、似たようなトイカメラをネットで検索しましたが、同じような商品は見つけることが出来ませんでした。
カメラが欲しいわけじゃないの!
これで勉強がやりたいの!
お金もかかるし、安くはない
次の理由は、金銭面。
やっぱり安くはない。
しかも一度、受講を開始すれば長期的に受講を続けることになる予感がしました。
まだ私でも教えてあげられるレベルの勉強に、料金を払うのがどうしても納得いきませんでした。
最後は娘の粘り勝ち
ちゃんと勉強するから!
飽きたりしないし、それにお友達もみんなタブレット学習してるもん!
やるからには、ちゃんと続けるんだよ!
最後には子どもが「やりたい」と自主的に思ったことを無下に抑圧することもできず、あまりの娘の懇願に根負けし、受講を開始することになりました。
結論として…2か月受講しての感想は?
ここまで、反対し受講を拒んできた私でしたが、受講を許可し、はや2か月。
結果としては、「やって良かった」と思っています。
単に娘が喜んでるからという訳でもなく、それなりに納得して「始めて良かったな」と感じています。
娘にとって
- はじめて2か月、学習の成果が少し感じられる
- やる気継続中
- 探求心を持って勉強する様子が見られる
- 飽きずに続けられる秘訣「ご褒美」が沢山
最初にチャレンジタッチが届いた日は充電時間すら待ちきれずに、そわそわしていた娘です。
ただ、受講するからには「楽しんで取り組んでもらえたら」とは思っていました。
開始2か月で感じる成果
特に漢字については、学校のテストでの正答率が上がり、字が丁寧になりました。
チャレンジタッチの中で、十字リーダー入りのマスに正しく書くように練習した成果だと思います。
文章題では、いつもは問題文の意味の理解から苦手でしたが、読解力が少し向上したように思います。
飛躍的にテストの点数が向上したりはしていませんが、勉強に対する苦手意識や「やりたくない」という気持ちは改善されたように思います。
やる気継続中
まず、自分だけのタブレット式教材ともなれば、テンションも上がります。
更にニャッチというキャラクターが常に、褒めて声をかけてくれるのです。
いろいろなキャラクターが子どもの自己効力感を強く持たせる絶妙な言葉を使って、頑張りを褒めてくれます。
次々に生まれる探求心
受講開始した月の特典として、拡大カメラや分身カメラが付属していました。
そのカメラをタブレットに接続し、物がどのように写るのか調べてみようという課題があったのですが、それに対して長女は、期待以上に探求心を発揮し
これを撮影したらどうだろう?
これは?こっちはどう?
と自分で模索していました。
大人の発想にないものも調べたりと、自発的に探究心をもって取り組んでいました。
例え、遊びのように見えても、物事に疑問を持って自ら取り組む姿はとてもうれしく思いましたし、キラキラして見えました。
飽きる様子がない継続性
すぐに飽きが来てしまうのではないかと懸念していましたが、今のところ飽きる様子もなく、
毎朝登校する前や宿題の後など、ほぼ毎日取り組むことが出来ています。
タブレットなので、場所を選ばず、サッと取り出して手軽に始められるところが手軽で良いです。
「面倒くさい」という発想になりにくく、ちょっとした空き時間に勉強ができます。
パッと取り出して、すぐに始められるところが便利!
他に続けられている大きな要因としては、毎日ログインすることでもらえるジュエル(ポイントのようなもの)があります。
ジュエルを集めてアイコンを鬼滅のしのぶにしたよー!
あとね、ジュエルを使ってネコの動画も見れたの!
ジュエルを集めると自分のアイコンや動画鑑賞、ゲームのような学習アプリに使用したりできます。
ご褒美のような特典が沢山あるのが、このチャレンジタッチの特徴のように思います。
長女は次々に出てくる、頑張るともらえるプレゼントに惹かれて、より楽しめているように思います。
親にとって
- 任せられる安心感
- 子どもとの衝突が減ってストレス削減
- 自分から進んで勉強してくれるので、教える時間の削減に
長い歴史という安心感
ベネッセコーポレーションの小学講座は、1980年に開設され通信教育講座として、とても長い歴史があります。
毛嫌いしていた私ですが、実は私自身も小学校の時に進研ゼミを受講していました。
私の頃はもちろんタブレットではなく、紙でしたが…。
それほどに歴史のある進研ゼミですから、受講内容に心配することはなく、安心して受けさせることができています。
一緒に勉強しているときの衝突が減った
受講について否定的だった理由の一つが「私がまだ十分に教えられるから」。
けれど、一緒に取り組むと、口調が強くなってしまったり、「なんでわかんないの」とイライラしてしまったりすることが多くありました。
怒ってはいけないとわかっていても、忙しいときなんかはついヒートアップしてしまいます。
また、「答え」を正しく教えられても、「解答までの過程」については、自分が習った時代の同じ方法を教えて良いのか迷うことがありました。一緒に教科書を開いてみても、「過程」ついては自信が持てませんでした。
教える時のイライラやトラブルが減った気がする
親の時間に余裕ができる
以前は、仕事から帰ってきて、夕飯準備をしながらの宿題や家庭学習の付き添いは、いつも限界を感じていました。
でも、教えなくとも子どもが自主的に勉強してくれるので、「教える時間」の節約になりました。
育休中の今でも、宿題を教える時間帯は夕飯の準備中だったり、夕方の何かと忙しいことが多いので自分で取り組んでくれるので大変助かっています。
受講するにあたってのデメリット
受講開始し予想以上に満足しているチャレンジタッチですが、もちろんデメリットもあります。
- 姿勢が悪くなりがち、画面と目が近い
- 一つのレッスンが10分程度なので、張り切ってやりすぎるとすぐ終わってしまう
- Wi-Fi環境が必要
- コンテンツが沢山あるので、子ども一人では把握しきれない
姿勢が悪くなりがち
まず気になるのは姿勢です。
手軽にどこでもいつでも始められる手軽さだからこそ、気になる部分です。
娘は何度注意しても、ソファや床に半分以上寝転がったような姿勢で取り組んでいます。
「チャレンジタッチをするなら必ず机といすのある場所で」とお約束をしていく必要があります。
故に画面と顔の位置も近くなり、視力低下が心配されます。
出来るだけ机で正しい姿勢で取り組むように伝え続けようと思っています。
30分連続使用するとキャラクターのニャッチが「休憩しよう」と教えてくれるアラームがついています。
張り切りすぎるとすぐに終わってしまう
レッスン数は、その月によって違いますが、例えば10月で言うとすべて合わせて45レッスン程度なので、1日1~2レッスンで1か月分が終了します。
そして、1レッスンの所要時間は10分程度で、そんなに長くはありません。
配信が嬉しくて一気にレッスンに取り組んでしまうと、あっという間に終わってしまうのでペース配分が必要です。
レッスンはやり直しが出来るので、終わってしまったら間違ったところを解き直し、しっかり覚えるまでやりましょう。
Wi-Fiの環境が必要
他にはタブレットで受講するにあたってはWi-Fi環境が必須になりますので、その点は注意です。
十分に使いこなせているか確認してあげよう
あとはコンテンツが盛り沢山なので、親も時々目をかけてあげる必要があります。
ここをタップしたらこんな動画も見れるんだよ!
知らなかった~!
「ここにこんな動画が配信されているよ!」と教えてあげないと、子どもが気付いていないときがあるので、勿体ないです。
せっかくなので、活用できるものは活用しましょう!
どんなタイプの子が合うの
「褒めて伸びるタイプ」
「基本的には勉強が好きではない」
「ご褒美で盛り上がってやる気アップに結び付きやすい子」
私の感想としては、「褒めて伸びるタイプ」、「基本的には勉強が好きではない」、「ご褒美で盛り上がってやる気アップに結び付きやすい子」にピッタリな教材だと思います。
長女はまさにこのタイプで、「勉強を頑張るとキャラクターが褒めてくれる」、「嫌いな勉強を楽しくアプリなどで取り組める」、「頑張ると形になる商品でご褒美がもらえる」というチャレンジタッチのスタイルにとても合っていたと思います。