こんにちは、オレンジです。

毎日足しげく通った保育園での、最後の晴れ舞台「卒園式」。
何を着せたら良いか迷いますよね。
人気のワンピースにジャケットにするか、和装で袴にしようかな。

でも、

と心配になりますよね。

我が家の長女、次女とも保育園の卒園式は袴で出席しました。
卒園式における袴事情とその選び方、おすすめの袴などをご紹介します。

卒園式に袴はあり？上手な選び方からおすすめまで

袴とは

袴の起源は古く、古墳時代から着用されていたと言われています。
元々は男性用の礼装や宮廷に仕える、身分の高い女官が身につけるための物でした。

明治時代に入り、女性教育が広まると同時に、着座の際に従来の着物ではシワになりやすい、との理由で女学生に普及していったものが現在卒業式で見られる袴のルーツです。

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古くから日本人に親しまれる正装ですよね。
しかしながら、現代の生活においては「袴」を着る機会がほとんどありません。
せっかくの袴を着るチャンス、活かしたいですね。

卒園式に袴はあり？園の先生に聞いてみた

決まった制服がないのであればOK

幼稚園などでは制服（スモックなど）があるところも多いと思います。
そのような園では残念ながら、袴の出番はないと思います。

園で、よほどの決まりがない限りは袴を着ても大丈夫なようです。
うちの園では平均して9：1の割合くらいで袴の方が少ないとのこと。
先生によると一人も袴の子がいない年もあるそうです。
比率は園によって違うかもしれませんが、袴は決して多数派ではないようです。

子どもの好み

大事なのは、子どもの気持ちです。
ワンピースなどの洋服が着たいのに、親の気持ちだけで「袴！」と押し通してしまうのは可哀想ですよね。

「袴」と言葉で言ってもわからないので、写真をちゃんと見せた上で同意をとりました。
親子とも納得して卒園式の衣装を決めることが出来ました。

割合としてはワンピースが多いことがほとんどなので、周りの子と違うことも説明しておいた方がいいですね。式の時に、「みんなと違う」「あっちの方が良かった」と言われてしまうのも悲しいものです。

卒園式の内容によってはNGな場合も

園によっては、卒園式と他の催し物を組み合わせて企画している場合があります。
例えば、卒園式の後に活動発表などがあると、着替えが必要になる事があります。
どうしても洋服に比べると着脱に時間がかかるので、そのようなときは避けた方が無難だと思います。
心配な時は園の先生に確認しておくと良いと思います。

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子どもが履きやすい袴、適しているのは「行灯袴」

袴には大きく分けて3種類あります。
行灯袴（あんどんばかま）、馬乗袴（うまのりばかま）、襠有袴（まちありばかま）です。

子どもに向いているのは行灯袴です。
ズボンタイプではなく、スカートのようになっているので、トイレに行くときに便利です。

お着物も袴もいろいろな種類のものがあります。
沢山のデザインがあるので、お子さんとお好みの一着を探してみてはいかがでしょう。

おすすめの袴セットはこちら

着崩れしない！着る時のポイント

袴はどうしても、子どもの動きでは着崩れしやすいものです。
次女は平均的な体型ですが、それでも普通に着ただけでは袴が下がってきてしまうのです。

おすすめ袴

レンタルと購入どちらが良い？

	レンタル	購入
値段の相場	9000～30000円	10000～20000円
メリット	必要な物がすべて揃っている	複数回着まわせる
デメリット	返送が必要、汚さないよう注意	自分で用意する備品がある

値段

値段は大きな差はありません。
基本的にはレンタル、購入ともに一万円前後が相場といったところでしょうか。
ではそれぞれのメリット、デメリットをみていきましょう。

着崩れしにくいオススメ購入袴

袴のレンタルのメリット、デメリット

レンタルのメリットは、必要な物が揃っているということです。
大体が半襦袢や足袋、草履などの衣装に必要な物がセットになっていることが多いです。
（ショップによってセット内容が違うので詳しくはそれぞれHPで確認してみてください。）
デメリットとしては短期間のレンタルなので、着付けの練習や自宅で記念写真を改めて撮るなどはできません。他には汚してはいけないというプレッシャーがあります。

袴をレンタルするときの注意点

袴の購入のメリット、デメリット

購入についてのメリットは、万が一汚れてしまった時でも追加料金などは発生しないことです。
他には、お下がりや七五三などでも使うことが出来るので、複数回着用する場合は断然お得です。
デメリットはセット内容が最小限なので、足袋や草履もしくはブーツを自分で用意する必要があります。

おすすめレンタル袴

【京都着物レンタル 夢館 -ゆめやかた-】

デザインがトレンドを取り入れたもので、とってもオシャレで、さらに種類も豊富です。
サイズも5センチ刻みで選ぶことが出来て、子どもにぴったりなものを見つけることが出来ます。

夢館では「草履を履く場合」と「ブーツを履く場合」とで理想の袴の丈を提案してくれるので、
届いたときに長さが合わないという心配がありません。

あまり時期が遅くなってしまうと予約が埋まってしまうことがあるので、早めの予約がオススメ。

小町kids　フルセットレンタル

こちらはとても内容が充実していて、安心の14点フルセットに往復送料無料や代引き手数料無料などサービスがいっぱい！
お着物と袴のセットの他に草履や髪飾りまで、レンタルで自宅に届きます。
汚してしまった時のための安心保険も別途料金でつけることが出来て安心です。

おすすめ購入袴

第一位　キャサリンコテージ

まずは圧倒的にデザイン数が多くどれも可愛いものばかりです。

独自の袴セットで着付けもとても簡単です。
ただし、レンタル品と違い半襦袢や足袋はセットになっていません。
娘はこちらの商品を着用して半襦袢は使いませんでした。
足袋も1000円程度で購入できるので、コスパも良かったです。

キャサリンコテージの詳細記事はこちらをどうぞ

第2位　アリサナ

こちらは襦袢と腰紐もセットで内容が充実しています。
デザインもビビットな赤のお着物から、柔らかいイエローなど素敵な柄から選べます。
サイズが120㎝からなので、小柄な子には向かないかもしれません。
大きさが問題ないのであれば、七五三用にも使えるのでお得ですね。

第3位　京越卸屋

個性的で色鮮やかな柄が特徴です。
袴自体にクッションがついているので、下に帯を入れなくてもシルエットが素敵に仕上がります。
また、お着物の袖が大振りで豪華な印象になる袴セットです。

ワンピースとの比較

値段は？

和服は結構値段が高そう…というのも気になるところです。
フォーマルワンピースの方が安いものもありますが、概ね同程度のお値段のようです。

色柄について

ワンピースについては基本的には黒やグレー、白などの無彩色が中心ですよね。
袴は赤や青など好みに合わせてとりどりの色柄が楽しめて、目立ちます。
せっかくの晴れの舞台ですから、子どもも華やかな衣装を喜んでくれるはずです。

大事な卒園式、素敵な袴で思い出に残る一日に

初めて親から離れて泣きながら通った最初の頃、お友達や先生と沢山遊んでを沢山学んだ園生活、子どもにとっては大きな羽ばたきになった大切な時間だったと思います。
園生活の締めくくりに華やかで凛々しい袴姿で卒園を迎えることは、きっと良い思い出になることでしょう。
色鮮やかな袴、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか♪