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もうすぐ一年生!年長さんの出来ること、出来ないこと

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もうすぐ1年生になる年長さん。
この頃になると大半の子どもが幼稚園や保育園で集団生活を経験し、2、3歳の頃からみると、出来ることが格段に増えています。

これから小学生へと成長し準備するうえで、大体どんなことが出来て、どんなことが難しいか考えてみたいと思います。

我が家の次女も年長さんを半分ほど過ごし、今では頼もしいお姉さんになりました。

小学生になることにワクワクしながらも、まだまだ目が離せないことも多いのは事実です。

そんな年長さんの出来るようになったことをみていきたいと思います。

もうすぐ1年生!年長さんの出来ること、出来ないこと

目次

こんなこと出来るようになったよ!

屋外や広いホールで体を動かす遊び

草むらを裸足で走る子ども

毎日、しっかり体を動かして遊ぶことで体力が向上し、長い距離を走ることができたり、長い時間遊び続けることができます。
足の速さや体力にはもちろん個人差がありますが、お昼寝をしない子も多くなり体力の向上が窺えるようになります。

実際に多くの保育園では年長さんには、お昼寝もなくなり小学生へ向かう準備が始まります。

ただ走るだけでなく、坂をよじ登ったり、縄跳びに鉄棒など出来ることがどんどん増えます。
縄跳びや鉄棒などは、得意不得意があり、軽々と高い鉄棒で逆上がりができる子もいれば、低い鉄棒でも難しい子もいます。縄跳びも気付いたら跳べていた子もいれば、練習しても難しい子もいます。(うちの次女は両方とも後者です汗)
ブランコや滑り台などの公園遊び、また豪快な泥んこ遊びも欠かせない遊びです。

いろいろな世界を想像するごっこ遊び

ある時は、自分の母親を鏡に映したような「お母さん」、ある時は生まれたばかりの「赤ちゃん」かと思えば、魔法を使って悪と戦う「プリンセス」!
このように、目で見た世界を真似て、自分で再現したり、テレビでの世界を再現したおままごとを楽しみます。
さらに、自分自身でストーリーを作り上げ、友達と様々な世界を作って遊ぶことが出来ます。

想像力を働かせ、相手の気持ちになりきるおままごとは大切な遊びです。

バリエーションが増えたお絵描き

絵の具で絵を描く子ども

以前はクレヨンで書きなぐっていた絵も、色鉛筆で細かく書いたり塗ったり出来るようになりました。また、絵の具を使い、クレヨンや色鉛筆とは違う質感や色合いも覚えることができます。
こぼさないよう注意する必要がありますが、そのような失敗も減ってきます。

また、絵本の絵をみて真似して書いたり、お手本に似せて書くなどの模写が出来るようになります。
全体のバランスの配置が難しかったり出来る程度は、もちろん個人差がありますが、その子の出来る能力を尊重し見守ってあげましょう。

道具も使えるようになった工作

ハサミとノリと作品

粘土などの形を作るだけの工作から、ハサミやのりを使った工作ができるようになります。
ハサミについては安全な使い方、相手に渡すときの渡し方や、持ったまま走ったり遊んではいけないことを教える必要があります。

安全な使い方をしっかり伝えた上で使わせましょう。
しかし、カッターの使用はまだリスクが高いため、避けた方が良いでしょう。

様々なボードゲームも出来るよ

ボードゲーム

絵合わせや神経衰弱のようなゲーム以外にも、ルールが複雑で、使用する物品も多いようなボードゲームも理解できるようになり、楽しめるようになってきています。記憶力の他にも推理力、洞察力、集中力などが身につきます。
また、ゲームの順番を守って遊ぶこと、ルールを守り楽しく遊ぶということも出来るようになります。

その子の性格にもよりますが、ゲームに負けてしまった時の悔しさが爆発してしまったり、立ち直りに時間がかかるなどの様子はまだまだ見られます。
そのような感情のコントロールはこれから徐々に身につくものです。

年長さんの心の成長について

友達関係も複雑化していくよ

草むらに寝転ぶ子ども達

年少さんくらいまでは、他のお友達と遊ぶと言っても、同じ空間で遊んでいるだけで、子どもたちはそれぞれ自分たちの遊びたい事を思い思いにしている様子があります。

でも、年長さんにもなると、気の合う仲のいい子、固定されたお友達ができるようになります。
更に、言葉も発達し、色々な言い回しが使えるようになるので、喧嘩などのトラブルも複雑化します。

ただ、「仲間に入れてもらえなかった」「思い通りの遊びができなかった」などという問題が発生しても、概ね大人が介入しなくても、子ども同士で解決出来たり、
どうしてもダメな時は「先生に言いに行く」ということで、解決出来る方法を見つけ出せるようになってきました。

ケンカしても、素直に謝ってすぐに一緒に遊びだしたり、翌日には気付けば元通りになっていたりできることは子どものケンカの良いところですね。

まだまだ甘えたい

母親に甘える子ども

体つきも逞しくなり、出来ることも増え、言いたいことも沢山言えるようになってきたけれど、
まだまだ甘えたいお年頃です。

お家では、沢山甘えさせてあげられると良いですね。
子どもは甘えさせてもらうことで、「自分は必要とされている」「自分は大切な人間なんだ」と自覚することができます。

ギュッとしてあげたり、しっかりお話を聞いてあげたり、「だいすき」と言葉をかけてあげたりと甘えたい時はしっかり甘えさせてあげる必要があります。

中間反抗期

反抗期の子ども

小学校入学前頃から、親に対して反抗的な態度になってしまうことがあります。
言葉を使って色々と自分なりに考えられるようになり、親に口出しされたくないという思いだったり、自立心からくるものです。

我が家の次女も口が上手になり、絶賛中間反抗期中ですが、何かを指摘されることに強く反発したり、「ママには関係ないでしょ!」という口ぶりです。

沢山のことを学べるようになったよ!

字や数字など書けるかな?

勉強する二人の子ども

字に興味を持ち、早い子では教えなくても、形を似せて書ける子もいますし、全然興味がわかずにまだまだ書けない子も様々です。読みも同じで、教えなくても徐々に読める子もいるし、読めなくても全然気にしていない子もいます。

我が家では長女が年長さんの時は教えなくても、形を真似て書くことができ、ある程度読むことも出来ました。
次女は字について全然興味が持てず、ドリルを買ってみたものの取り組まずにいました。
そんな次女も習い事の先生に「褒めながら」教えてもらうことで、平仮名は概ね読み書きができるようになりました。

出来る出来ないについては、本人の能力もさることながら、教える側のアプローチ一つで変わってくるように思います。

交通ルールも覚えたよ

幼稚園や保育園などの交通ルールのお勉強などによって、基本の交通ルールは覚えている子がほとんどかと思います。
道路の渡り方であったり、信号機の見方などを覚えました。

しかし、覚えたからといって確実にできるわけではないのが、年長さんです。
頭で理解していても、急にボールが転がった、走りたくなったなどの予測不能な行動になってしまうのも事実です。

小学校への入学準備として、学校までの通学路の道のりや家の周りを一緒に歩き必要な交通ルールを再確認する必要があります新一年生に教えたい、安全に通学するために必要な知識

まだ難しいことも沢山あるな…

怪我の危険性がある道具を使っての工作

沢山出来ることが増えた年長さんも、カッターやホッチキスの使用はまだ安心して渡すことはできません。どのような使い方をすると怪我に繋がるかを理解していたとしても、集中力が不十分なこともありますし、常に配慮しながら使用するのは難しいので、もし使うのであれば大人と一緒に使用しましょう。

交通ルールの把握は十分ではない

道路上の自転車

「道路を渡る時は左右確認と手を上げること」と頭では理解していても、実際にその通りに動くのはまだ難しいです。遊びに夢中になり周りが見えなくなったり、不意に予測不能な動きをしてしまう歳でもあります。子どもだけで出かけるには、行き慣れた場所である必要があります。

もうすぐ1年生

見えないプレッシャーも感じている

草むらにしゃがみ込む少女

5歳、6歳。年長さんという立場は、年少さんや年中さんからすると、すごく大きなお兄さん、お姉さんであってお手本にならなくてはいけないと自覚している子も多いと思います。小さい子が泣いていたら、お世話をしてあげることもあるでしょう。
普段の園生活の中では、年長らしくと頑張っているはずです。

さらに家庭では妹や弟がいたとしても、2、3歳の頃のように目に見えた赤ちゃん返りができずに、目いっぱい甘えたくても我慢している子もいると思います。

出来ることが増え、世の中のルールがわかるようになってきたからこそ、我慢しなくてはいけない歳になってきたかもしれません。

もうすぐ一年生、だけどまだ5歳。まだ6歳。

中間反抗期や自立心とうまく付き合いながら、十分に甘えさせてあげられることで、自分に自信をもって小学校へ通えるようになるのではないでしょうか。

憧れのランドセルまでもう少し!親子で成長していきましょう!



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